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「つなぎっぱなし」ストレスにご用心

  • 市場・調査データ

MM総研が行ったユーザーアンケートの調査によると、「1日あたりの平均Web閲覧時間」は、携帯電話ユーザーの58分に対し、スマートフォンユーザーは、2時間49分との結果となった。

 

 

また、「Webサイトのジャンル別」でみると、スマートフォン、携帯電話ユーザーともに「ブログ・SNSつぶやき系サイト」が最も長く、スマートフォンで平均23分/日。さらに、「動画サイト」でみると、携帯電話の4分/日に対し、スマートフォンでは17分/日と、4倍以上の差に拡大している結果が得られたそうだ。

 

リアルタイムで更新されるSNSなどのWeb情報の閲覧には、「つなぎっぱなし」のスマートフォンは適しているとも言えそうだし、またその特徴が“スマートフォンなるもの”を形成しているのかもしれない。

 

ウスター大学の研究チームが実施した、学生や就労者などへのアンケートと心理ストレステストによれば、「自分のスマートフォンをチェックする回数が増えれば増えるほど、感じるストレスは増加する」点や、「メールやFacebook・Twitterのメッセージが何も来ていないと、不安やイライラを感じる」点、「最も重度のストレスを感じているケースでは、電話やメッセージが何も来ていないのに、スマートフォンがバイブによって震えていると感じることがある」点などの回答結果を得たという。

 

「バイブによって震えていると感じる」ことは、つまり、スマートフォン・ユーザーのストレスが高じた場合に「ファントム振動」を感じるようになるということらしい。

 

「ファントム振動」とは、携帯電話のバイブレーション機能が実際には振動していない時に、振動しているかのように錯覚する体験のこと。「ファントム振動」を知覚する生理的現象は、「幻想振動症候群」とも呼ばれており、脳が携帯電話の着信に対して敏感になり、ポケットに入れた携帯電話と衣服とのこすれなどを、バイブレーションと錯覚することが主な原因と考えられている。

 

ちなみに、「ファントム振動」と同様に、携帯電話が実際には鳴っていないのに着信音が聞こえたように錯覚する現象は、「ファントムリング(phantom ring)」と呼ばれている。

 

こういったストレスは、スマートフォンが仕事に使われている場合に、ユーザーが仕事に“乗り遅れないように”頻繁に受信する「メッセージ」をチェックしなければ、というプレッシャーを感じていることから生じている。さらに、ストレスが高じると、ビジネス・ユーザーは、ますます頻繁にスマートフォンをチェックするようになり、よりストレスを高める悪循環に陥るのだそうだ。

 

就労者に当てはまる、そういった見解に対して、「British Psychological Society」の最新の研究では、ストレスになるのは、プライベートで使っているスマートフォンだけであり、仕事で使っているスマーフォンは問題ではなかったとしている。また、そういった場合には、スマートフォンを切って、ソーシャルネットワークを気にしないようにすれば、すばやく、簡単に、ストレスを減らせるそうだ。

 

また、「主なストレスは、ソーシャルネットワークを絶えずチェックするという行為から来ている」とのことで、ストレスレベルが増加するにつれて、ソーシャルネットワークをチェックしなければ、という「脅迫衝動」も増加すると結論付けている。プライベートにおいては、ある意味ネットと切り離して「静養」することも可能だが、ビジネスシーンにおいて「無視」することは、不可能といえよう。

 

ただ、こういった新しいデバイスへ依存する傾向は、ガラケーでも起きたこと。スマートフォンでも発生しつつある“デジャヴ”は、もしかして使う側に学習能力が無く、使わせる側は「知ったこっちゃない」といった無責任のまん延を助長することに、なりはしないだろうか。

 

[参照サイト]

ComputerWorld 「今、ブルった?」――スマホ・ストレスにご用心
ヘルスデージャパン
 (上記参照サイトの英文記事)
 ライフハッカー記事
 (上記参照サイトの英文記事)
 MM総研 プレスリリース「スマートフォンユーザーの利用実態調査」

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