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スマートフォンマーケティングの台頭

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モバイルマーケティングが実際に動き出したのは2009年からである。スマートフォンの登場によって、モバイルマーケティングは飛躍的に伸びた。多くの企業が今やモバイルマーケティングに注目している。それでは、代表的なブランドがどのようにモバイルマーケティングを使っているのか見てみよう。

 

<モバイルウェブサイト>

2009年の中旬頃から、携帯電話を介して会社のホームページにアクセスする数が増加してきた日産インターナショナルのインフィニ・ヨーロッパでは、顧客のニーズを考えたモバイル版のホームページを作った。すると、年に約21,000人のユーザーがアクセスしてきたという。興味深いことに、コンピューターサイトの滞留時間は平均4分に対して、モバイルサイトでは12分であった。モバイルウェブサイトは、暇つぶしをする人々が使用するため、滞留時間が長くなる傾向にあるのだ。日産では、モバイルウェブサイトを、顧客をつかむ大きなチャンスだと考えている。

 

<モバイルアプリ>

英百貨店のデベンハムズは、昨年の夏からSMS(ショートメッセージサービス)マーケティングを用い始めた。特別セールや、店内のイベントの開催など、テキストメッセージで伝えたところ、キャンペーンは大成功を収めた。そこで、デベンハムズは、新たにモバイルアプリを開発。それによって、買い物客は、オンラインで買い物をしたり、店を見つけたり、店内のバーコードをスキャンできるようになった。このアプリはリリースして1週間で75,000回もダウンロードされたという。アプリの開発費の元は既に取れているそうだ。

 

<モバイル広告>

ホテル予約サイトのホテルコムは、昨年の10月から、英国、デンマーク、ノルウェイで、「ウェルカム・リワード」キャンペーンをプロモーションするモバイル広告を出している。このキャンペーンは、10泊の予約につき1泊を無料にするサービスである。キャンペーンを決めた理由は、市場調査会社ユーロモニターのデータだった。スマホユーザーの34%が旅行の情報を集めるために、モバイルサイトにアクセスし、29%が予約状況を確認、25%が端末から宿泊予約をするという調査結果を参考にしたのだ。ホテルコムによれば、このキャンペーンを始めてから、モバイルウェブサイトへのトラフィックは激増したそうである。

 

<モバイルクーポン>

モバイルマーケティングで最も効果の上がった分野と言えば、モバイルクーポンだろう。英携帯電話会社のオレンジが提供する「オレンジ・ウェンズデー」は、水曜日に映画のチケットを1枚買った携帯電話購入者に、もう1枚をただでプレゼントするというサービスだ。割引券を携帯メールで送るだけで、映画館に直接手続きができるので大変便利である。映画館への人の流れが週末から水曜日に変わったと言われるほどだ。スマホユーザーは、今後、チケット売り場で、スマートフォンの画面をスキャンするだけでいいようになると信じている。

 

<今後の動き>

今まで述べてきた事は、モバイルマーケティングで既に行われている事である。では、今後数年間はどうなるのか?ある専門家は、AR(拡張現実)のような位置情報サービスが盛んになってくるのではないかと言っている。また、Androidの台頭によって、ブランドには、豊富なiPhoneアプリではなく、Android用アプリへの対応が求められるようになるだろう。さらに、ソーシャルメディアとの統合サービスも考えなければならない。

 

スマホとタブレットのパワーユーザー世代が、これまでのモバイルマーケティングを支えてきた。2012年は、多忙なユーザーにアピールする位置情報アプリ/サービスと組んだモバイルマーケティングが、まさにその成熟の年を迎えることになるだろう。

 

〔参照サイト〕
The rise of smartphone marketing

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