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スマホサイトに必要なのは「ユーザビリティ」と「アクセシビリティ」

  • サイトデザイン

不特定多数のユーザーが利用するWebサイトの評価には、「ユーザビリティ」と「アクセシビリティ」があります。様々なユーザーの「環境」で、必要な情報にアクセスできるかどうかを比較するものですが、スマートフォンの場合、実は、サイト自体に同じようなページが大量に存在する場合のナビゲーションがネックとなるケースがあります。

ここでいう「ユーザビリティ」とは、Webサイトの“使いやすさ”のことです。特定の利用状況において、特定の利用者によって、指定された目標を達成するために用いられる際の、効率や、利用者の満足度の度合いが指標となります。また、「アクセシビリティ」とは、年齢の高低や障害の有無に関わらず、Webサービスを誰でも問題なく利用できることを指標としています。

トライベック・ストラテジーは、スマートフォンでサービスを展開している企業30サイトを対象に実施した「ユーザビリティ診断」の結果を発表しています。

診断結果によると、「Webユーザビリティランキング 2012 スマートフォンサイト編」の第1位は、『HOME’S』、第2位は、『野村證券』、第3位が『ZOZO TOWN』となりました。

同社によると、今回選定したサイトは、スマートフォンにいち早く対応しているサイトが多く、多様化するデバイス環境への適応力が高く、スマートフォンを通じたユーザーとのコミュニケーション力を強化していることから、平均点が80点近い「成果」となったようです。

ただ、「ヘルプ・安全性」の平均点は、60.18点。「問い合わせ」フォームなどの最適化は比較的進んでいない状況が見受けられます。

スマートフォンからブラウザを利用する場面を想像し、対応方法を考えてみたいと思います。

まず、「外出先や移動しながら」の場面。外出先でのニーズが高い機能の優先度を上げて設計していく必要があります。逆に、外出先では“いらない機能を捨てる”という取捨選択も必要といえます。

次に、「Wi-Fiと3G回線の両方の接続環境で利用する」場面。スマートフォンを3G回線で使用する場合は思ったよりも少なくはないこともあり、その際、Wi-fiよりも格段に落ちるといわれる転送速度を認識し、Webサイトの表示を待つストレスを極力軽減する必要があるでしょう。また、「Javascript」などのWeb技術を用いることにより、画面遷移そのものを省き、同一画面内でスライドさせる方法も一考の価値があります。「一覧ページ」の場合、読み込みに時間がかかることでストレスを感じやすいデメリットがあり、次のページへの読み込みをスムーズにするために、同一ページで次のページを読み込む対策も試してみるべきでしょう。

最後に、「ネットをブラウジングするだけではなく、さまざまなアプリを利用する」場面。スマートフォンを活用しているユーザーは、おそらくは、他のアプリも併用で利用するケースが少なくないだろうし、独自のUIを設計したところで、他との使い勝手が違えば、ユーザーはその「違い」に戸惑いを感じる恐れがあります。場合によっては、他のアプリでも馴染みのあるUIを「参考」にしていくのもひとつの手です。ただし、あくまでも「「参考として」にとどめる程度にしましょう。

スマートフォンに限らず、「iPad」のようなタブレット型PCユーザーも増えてきました。Webサイトには、それぞれが想定するユーザーが使う、さまざまなデバイスへの対応がより一層重要となってくるわけで、特定のデバイスを前提とした開発手法は、個々のデバイスでサイトが見にくかったり、利用シーンと合わなかったりする問題が発生し、ユーザーの支持を得られなくなる危険性をはらんでいます。

スペースの限られた画面や操作性、端末が要求するリソースを提供できていない通信環境をふまえて、どの情報が必要で、どの情報がいらないのかを切り分け、ユーザーがそのときに必要とするWebサービスを適切に提供できるサイト設計は、視野の広さがことのほか重要となりそうです。

[参照サイト]
トライベック・ストラテジー プレスリリース1
トライベック・ストラテジー プレスリリース2

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