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個人のアプリ開発に「限界」がみえてきた?

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有料アプリで稼ぐにはどうすれば良いでしょうか?マニアックですが、需要があるものを作る「すき間」アプリは、実は有望株かもしれません。 また、“口コミ”や、“複数のWebサイトへの露出”などといったマーケティングをする効果も見逃せない要素でしょう。

ほかにも、「広告収入」や「アプリ内課金」などの収益モデルが挙げられますが、あくまでもアプリ自体の出来具合に依る面が大きく、当のアプリがスマートフォンのような端末にフィットし、洗練されていくことこそが、長期的にみて、スマートフォンを次世代通信環境での主役と発展させられるし、その端末で動くアプリの収益性向上に繋がるのではないでしょうか。

そういった甘い期待を打ち砕くかのごとく、米App Promoは、アプリ開発者に対する調査『First Annual Developer Survey』を実施し、その結果を公表しています。結論は、「個人のアプリ開発者」が、アプリ販売で「利益を出すのは困難」というものです。

アプリ開発者100人以上に対してアンケートを実施したこの調査によると、開発者の59%が、アプリ販売は「赤字」であると回答しており、また、80人は、アプリ販売による収益は、「単独でビジネスを運営するのには不十分なもの」であると回答しています。

同調査では、利益を得ている開発者においても、平均「3万ドルの費用」を、アプリのマーケティングとプロモーション活動に費やしている実態が指摘されており、“Appleのプラットフォーム”が、実は、個人での開発に見合わない場であることをあぶりだしているようです。

実際、Appleの「App Store」、Androidの「Google Play」に頼らない、スマートフォン向けアプリの“安心な”販売チャネルであるアプリストアは、既存のWebサービス大手を中心に、次々と立ちあげられています

米Flurryから、Apple、Amazon、Googleのアプリ売上を比較した調査結果が発表されました。同調査レポートによると、「iTunes (App) Store」を100%とした場合、Amazon「Appstore」が89%、そして「Google Play」が23%になったといいいます。

この調査での基準は、「売上」であり、無料アプリの比率が大きい「Android」系アプリストアは、不利な面もあるようですが、Mac信者ともいうべき“積極的な利用者”を抱える「App Store」の優位性は、今に始まったものではありません。

注目すべきは、Amazon「Appstore」の売上力。同調査では、その理由を「両社の小売分野における力の差」と分析しており、また、ユーザーからの信頼も「Amazon」が勝っているとみなしています。「Amazon」の培ってきたブランド力の威力が垣間見られる調査結果は、他の巨大Webサービスの食指をさらに伸ばすきっかけになるのかもしれません。

スマートフォンが世界基準であるからこそ、自分が作ったアプリが世界中で使われた際の、開発者の喜びは計り知れないものであるだろうし、Web技術の発達により、個人でその果実を得ることは可能なこととなってきました。しかし、Linuxの開発が、世界中の有志であったものから、今や、その一部が「RedHatLinux」社員の通常業務に含まれているように、ビジネスが絡んでくると、“安定したリリース”や“汎用的な機能”が優先され、大規模投資による巨額の収益が求められるようになります。大部分のアプリ開発者にとっては、「ビッグリターン」は夢物語となりつつあるようです。

[参照サイト]
App-promo.com プレスリリース 「App Developers Get a Wake Up Call From Results of App Promo’s First Annual Developer Survey」
Flurry Blog 「For Generating App Revenue, Amazon Shows Google How to Play」

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