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スマートフォンが生み出す「ジャスト・イン・タイム」の文化

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米Pew Internet & American Life Projectが行った調査とその結果には、スマートフォンがもたらした現代文化の縮図が色濃く反映されているようです。同調査結果によると、米国内のすべての携帯利用者の70%、およびスマートフォン利用者の86%が、過去30日以内に、“ジャスト・イン・タイム”で、端末を利用しているとのことです。

ここでいわれている“ジャスト・イン・タイム”とは、誰かと会う時間の調整や、突然生じた「気になること」の確認、食事場所の決定や、気になるスポーツ結果の確認、交通情報チェック、緊急事態の解決、友人との議論に決着をつけるための事実確認などの“タイミング”を意味しています。

こうした調査結果は、スマートフォン所有者にとって、「何ら驚くに値しない」データと言えるでしょう。時々刻々生みだされる「情報」を追いかけて、リアルタイム でWebアクセスを続けるという行為が、ごくごく自然な日常行為となってきている現実は、調査対象の米国に限らず、世界中のあらゆる場所で、当たり前の風景として見られているにちがいないと思います。

若年層の意識も、すでに米国並みとなっていたようで、東洋大学総合情報学部が行った「大学生の携帯メール利用実態調査」によると、携帯メールのリアクションが「欲しい」回答の割合は、約96%となっており、また、2009年12月のGooリサーチ調査までさかのぼれば、小学生高学年の6割超が「メール返信は10分以内」と回答したデータもあります。

アンケートに回答した世代が、現在では中学から高校、やがて大学から社会人へとなり、「友だち」を求めて、SNS、さらにそういったソーシャルネットワークと相性の良いスマートフォンのヘビーユーザーになっていくわけで、“自分の発信に即座のレスポンスを求める”ニーズは高まる一方とみられます。このままスマートフォンの普及が進めば、近い将来、前述した調査を日本国内で行った場合にも、同様かそれ以上の結果が出されるのではないでしょうか。

「ジャスト・イン・タイム」の文化が窮屈と感じるか、快適と感じられるか、これからのスマートフォン利用者の意識変化に注目していきたいと思います。

[参照サイト]

Tech crunch.com 「Study: Our Smartphones Are Turning Us Into “Real-Time Information Seekers And Problem Solvers”」

東洋大学総合情報学部「大学生の携帯メール利用実態調査」

Goo リサーチ 「第3回『子どもの携帯電話利用』に関する調査」

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