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Siriを超えて次世代の人工頭脳が見えてくる

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Appleが2011年に発売したSiriが成功し、音声読み上げのモバイル用仮想アシスタントが、マスマーケット(大量消費市場)で今にも展開されようとしています。昨年、Appleのこの製品は、模倣アプリや新規アプリを次々ともたらしました。現在、開発業者や音声認識・人工頭脳のメーカー、電話通信会社、端末メーカーなどが、次世代の仮想アシスタントの実用化に向けて、しのぎを削っています。

ところで、仮想アシスタントの市場はどうなっているのだろうか。市場規模は、43種類のトップアプリを基準にすると、1億3,300万ダウンロードおよび180万ドル(約1億4,300万円)に上ります。Siriのお蔭で、ユーザーは、音声のコマンドで、検索やテキストメッセージなどができるようになりました。この成功がマスマーケットへの進出を後押ししています。

ちなみに、ダウンロード数をもとにした場合、仮想アシスタントアプリのトップ5は、

1. GoogleのVoice Search (音声検索) 1億900万ダウンロード

2. Vlingo Corporationの Vingo Virtual Assistant (Android向け) およびVoice App (iPhone向け) 820万ダウンロード

3. DexetraのIris 440万ダウンロード

4. Blue TornadoのSkyvi 190万ダウンロード

5. SpeaktoitのAssistan(Android向け)およびSpeaktoit Assistant (iPhone向け) 170万ダウンロード

となっています。

今日の仮想アシスタントのビジネスモデルは、ユーザーの獲得を目的としており、そのため、アプリは基本的に無料ダウンロードとなっています。圧倒的にGoogleのVoice Searchが強いことから分かるように、94%を超えるダウンロードはAndroid向けです。ところが、有料ダウンロードの収益の86%を得ているのは、iOS向けなのです。

仮想アシスタントの歴史を振り返ってみると、1995年に仮想電話アシスタントとして登場し、2000年から2010年までは仮想コンシエルジュとして活躍しました。2011年は、仮想検索アシスタントとなっています。

では、2012年から2015年までに、仮想アシスタントはどうなっているのでしょうか。実は、まったく新しいユーザーインターフェースになるのではないかと言われています。ユーザーの未来の生活の友とでも言えるかもしれません。

人工頭脳は、特に自然言語処理 (人間が日常に使っている言語をコンピュータに処理させる) 分野での発達が著しいです。仮想アシスタントの技術は、言語を理解するレベルから、ユーザーの意志を予測するレベルに推移するでしょう。現在の指令と制御(私が尋ねるとあなたが答える)から、継続的な対話に変わっていくと予測されます。

現在、SRI International、Apple、Google、Nuanceといった大企業だけでなく、Artificial Solutions、Dexetra、i-Free Innovationsといった新興企業もすべて、この指令・制御から対話への変更を試みています。Sri Internationalは、やりとりする会話の技術を今年の秋までに発表する予定です。

こうして今や、スマートフォンの音声技術はロボットへの近道へ。未来の友は、すぐそこにいるのです。

〔参照サイト〕

[Infographic] Beyond Siri: the next frontier in User Interfaces

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