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「みんなに」優しいスマートフォンをめざす

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今回は、「より多くの人にスマートフォンを受け入れてもらう」ための試みについてご紹介します。

KDDIが発売した、『URBANO PROGRESSO』には、スマートフォンのディスプレイ全体を振動させて音声を伝える「スマートソニックレシーバー」という技術が採用されています。

生活の中で、音声が聞き取りにくいシーンでも、クリアに音声を聞くことができる効果があり、ディスプレイ全体が振動することから、耳を端末の何処にあてても音声を聞くことが可能になるといいます。

この機能は、「難聴」に悩む利用者に有効ではないでしょうか。また、全く“聞く”ことが難しいケースでも、振動を「五十音」のような区分けをすることで、点字のような役割を果たすことができるかもしれません。

また、「色弱」への配慮に取り組んだ無料アプリもあります。

そのアプリは、2010年9月に、「AppStore」で公開された『色のめがね』です。最新の色彩理論と拡張現実(AR)技術を使用して開発されたこの色覚ツールは、カメラを対象に向けると、明るさと色合いが瞬時に画像処理され、「色弱」の人が見分け難い色(赤と緑、ピンクと水色など)が、区別しやすい色に変化する機能を備えます。

色の変化は、ユーザーの色覚タイプに合わせて、混同しやすい色がなるべく重ならないように、すべての色を領域分割し、注目する色領域に属するかどうか判断することで実現されていて、街中の交通標識や医療関係の血液の認知といった場面での効果に期待されているようです。

さらに、一工夫されているのは、一般の色覚の人が「色弱」の人の見え方を理解するための『色のシミュレータ』というアプリも併せて開発されている点です。一般利用者への正しい情報の提供に取り組むことも、これからは必要となってくるでしょう。

「○○用」とか「△△向け」といった売り方ではなく、モバイル端末として最低限の機能を持ち合わせておき、利用者の状況に合わせたプラスアルファを提供する。そのようなアプローチにより、スマートフォンの利用者は格段に伸びたと言えます。

これからは、技術の発展の陰で、見落とされがちな利用者の「情報格差」を最少化することができるよう、提供者や利用者の区別なく、意識を高める必要がありそうです。上記ご紹介した機能はその第一歩なのではないでしょうか。

[参照サイト]
KDDI プレスリリース「『URBANO (アルバーノ) PROGRESSO (プログレッソ)』の発売開始について」
KDDI 『URBANO PROGRESSO』機能1
YouTube「SMARTSONIC.mov」
AppStore「色のめがね」

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