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「NOTTV」にみるスマホ向け映像サービスへの期待

  • 市場・調査データ

2012年4月に開局した、「NOTTV」。「スマートフォン向け放送局」というのが、かなり目新しい印象を与えたのではないでしょうか。しかし、ネット上の映像コンテンツサービスには、「Youtube」や「ニコニコ動画」のように無料で閲覧できるものもあります。月額利用料が420円の「NOTTV」サービスは、そういった“先駆者”に比べて、果たしてどのような優位性があるのでしょうか?

実際のところ、開局から4ヵ月を過ぎましたがこれといってブームを巻き起こした様子を見ることはできません。スマートフォン向けに対応した長所を最大限に利用するためには、コンテンツの取捨選択の過程に既存のマスメディアの手法が見え隠れする短所がありすぎます。単純に比較してみても、マイナス要因が大きすぎるのかもしれません。

株式会社サーベイリサーチセンターは、「映像コンテンツ視聴に関する調査」を実施しました。

ビデオコンテンツサービスの利用者を対象に、「現在利用している映像配信サービス」の問いには、「有料VOD(16.8%)」、「有料携帯動画コンテンツ(5.4%)」との回答に比べ、「無料映像配信サービス」は、40.0%との回答結果になっています。

ですが、「今後の利用意向」をみると、「有料 VOD」が57.9%、「有料携帯動画コンテンツ」が39.6%となります。

「映像配信サービス(有料)に対するイメージ」は、「店舗へ行く必要がなく、利用が簡単(73.4%)」、「返却する手間が省ける(66.3%)」といった回答が上位となり、「料金定額制」については、月額での許容額は、「1,000 円」までが、42.3%、「500円」まででは、67.9%となっています。

「NOTTV」は420円。許容の範囲に収まっている。なのになぜでしょうか?

「映像コンテンツの視聴のデバイス」についても、現在の利用デバイスは、「テレビ(80.5%)」、「PC(74.8%)」に比べ、「スマートフォン (21.4%)」、「タブレット端末(12.8%)」となっているが、「今後の利用意向」については、「スマートフォン(46.1%)」、「タブレット端末(44.6%)」と急増します。

潜在的なニーズは多いようだ。もしかすると、ユーザーの背中を「ポン」と押すきっかけがこれまでなかっただけなのでしょうか。

ちなみに、「視聴のために利用する場所・シーン」は、「自宅(72.2%)」がトップで、「移動中(電車・バスなど)(12.4%)」、「空き時間・ひまつぶし(会社や学校など)(10.7%)」となっています。

テレビの視聴率や新聞の購読者数の減少には、提供するコンテンツの劣化が原因とする向きもあります。スマートフォンという「ツール」を通して閲覧する映像コンテ ンツには、「自宅」での視聴が多いことからもわかるように、それなりの“差別化”も必要といえます。テレビ文化を引きずらない取り組みが、現状の打破に最も必要であり、望まれるところなのでしょう。

[参照サイト]
サーベイリサーチセンター プレスリリース「映像コンテンツ視聴に関する調査」
「NOTTV」

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