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「Apple」と「Google」のすき間に?スマホ向け新広告基盤「AdStir」

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ngi groupは、スマートフォン向け広告プラットフォーム「AdStir(アドステア)」の正式提供を開始した。同プラットフォームは、広告の入稿および配信管理のためのアドサーバの機能と、複数の広告ネットワークを一元管理し、スマートフォン向けに最適化した広告を配信するサプライサイドプラットフォーム(SSP)の機能を組み合わせたもの。

 

アドサーバーとアドネットワークを統合することで、「収益」という一つの軸で全ての広告を比較、管理することができ、純広告/自社広告とネットワーク広告を最適な配分で配信することが可能となる。

 

また、純広告と各アドネットワークの優先度、配信比率なども調整可能で、ユーザーの端末ロケールにあわせて、2種類の広告配信比率を設定できるため、日本以外の地域では、英語圏のアドネットワーク広告を多く配信するといった設定も可能となっている。

 

さらに、広告切れを自動で検知し、即座に次の優先度の広告を配信することで、広告表示率の低下を防ぐサービスも提供される。

 

すべてのスマートフォン環境(Web、app、iOS、android)に対応した同システムの利用料は、無料だが、同社が提供するアドネットワーク「AD-STA」の広告を、一定割合で配信し、レベニューシェアする必要がある。同社では、まず、アプリ用SDKの配布から開始し、10月以降、スマートフォンWebサイトにも対応する予定となっている。

 

ちなみに、モバイル、とくにスマートフォン向けの広告プラットフォーム分野では、Apple、Googleの動向が気になるところ。

 

まず、Apple社は、2010年4月に「iAd」を発表した。「iAd」を利用した場合、iPhone、iPod Touch、およびiPadのアプリ内で、開発者が、インタラクティブで動画を含む広告を、Apple社のサーバーから提供できるようになる。

 

開発者は、必要なファイルをApple社に提出するだけで、ユーザーにとっては、アプリ内部で動画を見たり、ゲームをプレイしたり、商品を購入したりできる。「iAd」の大部分は、Apple社が買収した米Quattro Wireless社のモバイル広告プラットフォームが基盤になっているようだ。

 

次に、米Googleは、2010年5月に、米モバイル広告ネットワーク企業AdMobの買収を完了したと発表している。Googleの従来のモバイル検索広告とAdMobのモバイル向けディスプレイ広告およびテキスト広告のソリューションを統合することで、総合的なモバイル向け広告プラットフォームを顧客に提供していく予定とのこと。

 

特定のメディアに限らず、広告主が最も関心を持つのが「費用対効果」。どれだけ効率よく露出ができるか、どれだけ購買につながる優良アクセスを呼び込めるか。技術の進歩に関わらず、求めるテーマは普遍的なものであり、さまざまに形を変えるメディアへの対応手法こそが、ビジネスチャンスといえるのだろう。

 

雑誌や新聞、チラシのような紙媒体から、時間帯とチャンネルのユーザーアクセスの変動条件が加わったテレビやラジオへ、さらに、ある意味膨大な数のチャンネルともいえるWebサイトとそれぞれの「ページ」へと、効果的な配信システムを何処に設置するか、といった戦略的要素も必要となる広告プラットフォームは、スマートフォンOSベンダーの動向に伴い、広告専業企業が、どういったスタンスをとるかが、市場発展のカギとなるのではないだろうか。

 

 

 

[参照サイト]

ngi group プレスリリース

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